ホンジュラス共和国(ホンジュラスきょうわこく)、通称ホンジュラスは、中央アメリカ中部に位置する共和制国家。
3つの農園を飲み比べし
今日もドキッ!を感じました。
ホンジュラスの気候は基本的に熱帯。
ホンジュラスの国土は、南は太平洋に沿って北西から南東に向かって走る山岳地帯が、
そして北のカリブ海側には平地が広がっています。
南の山岳地帯では年間に雨季(6月から11月まで)と乾季(12月から5月まで)があり、標高が上がれば気温は低くなる。カリブ海側の平地地帯では一年を通して雨が多い。
国土の80%弱を占める山岳地帯、特に国土主要部の標高1,000mから1,500mの高原地域では常春に近い気候になる。
最も高い山はセラケ山であり、標高は2,850mになっている。
地震による被害は少ないが、ハリケーンによる被害は他の中米・カリブ海諸国と共通である。例えば、1998年10月にハリケーン・ミッチが襲い、テグシカルパが属するフランシスコ・モラサン県だけで、1000人以上の犠牲者が出た。
~wikipedia参照~
熱帯気候で雨季乾季があり、標高1,000m以上。平均気温が20~22℃というスペシャルティコーヒーの栽培にはもってこいのホンジュラスはバナナ共和国とも呼ばれます。アメリカ資本のバナナプランテーション産業に依存した国とはいえ、高原地域では3世代または50年続く農園もあります。
今回のカッピングは3つの地区の3農園です。
標高:1500~1600m
品種:カトゥアイ
精製:フリーウォッシュド
ほぼ同じ条件でありながら、農園の位置や取り組み精製法によりそれぞれかなり個性的で特徴がはっきりしています。
【モデル1】は
ホンジュラスのほぼ中心の標高1,600mに位置する地域で、マンゴーやグァバなどフルーツも育ていて、施肥、剪定、シェードの調節に特に気を使い完熟チェリーにこだわった農園です。
爽やかな柑橘系の香りにハチミツのような甘さと微かなシナモンを感じます。
【モデル2】は
ホンジュラス北西に位置する地域で、湿度の多い気候条件のため病気が広がりやすいため、衛生や土壌管理にこだわった農園です。
チョコレートのような甘い香りがしばらく続き、なめらかでバランスが良いです。
【モデル3】は
ホンジュラス最高峰の山岳であるミナス山の麓に位置する地域で、シェードツリーと豊かな水資源を活用している農園です。
華やかで品の良い香りにベリーの酸味を程よく感じます。
どれも冷めると甘みが増してきます。
第1印象では特に香りを放つ【モデル2】が酸味・甘みともにバランスよく、爽やかな中に続く甘みが何とも言えないものでした。
今回はローストされたものを入手しましたが、ローストを変え試してみたくなります。
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