今日は
以前教室を受けられた方が
復習にいらっしゃいました
教室を受けた後
ドリップをしていると
ある瞬間
「あれ?これで良かったかしら?」と、
ふと思うことがあります。
これはほぼ皆さんが感じていることです。
中には、気づかずに思い込みや自己流を続ける方もいますが・・・
ある程度、自分のリズムや毎回満足のいく香味にドリップ出来るまでは
出来るだけ条件を変えない事をお勧めします。
条件というと
1.豆は同じもの(産地・品種・精製・ロースト・購入先など)を使用する
2.豆の量
3.挽き具合
4.抽出量
5.お湯の温度
6.抽出時間(出来ればタイマーを使用)
ここで一番狂いやすいのが、6の抽出時間です。
ただ、1~5は一定にしやすいので、後はお湯を注ぐタイミング(リズム)を思えれば、
いつも同じ(好みの)香味が出せます。
Cafeなどでお客様に提供する場合は特に
毎回味が違っては
がっかり↘
いつも「100回は基本を確認しながら淹れて下さい。」と言います。
ただ、100回淹れればいいという訳では決してないですよ。
いつもと同じ香味が出せているか。
必ず、テイスティングをして確認が必要です。
ある程度、リズムがつかめれば、
後は挽き具合を変えてみる。
が、リズムは変えません。
または、抽出量を変えてみる。
抽出量を変える場合は、当然豆の量が変わります。よって抽出時間も変わります。
が、リズムは変えません。
結局、お湯を注ぐタイミングやポットを傾ける角度、お湯の量(太さ)など、
基本を身体で覚えてしまえば、
豆が変わっても
量がかわっても
挽き方が変わっても
いつも同じ
ベストな香味を再現する事ができます。
プロは特に
お代をいただくわけですから、
趣味の感覚や自分の好みで淹れることは
絶対に
避け無ければいけません。
本来の豆の香味をしっかりお客様に味わって頂く。
好きか嫌いか。
美味しいか美味しくないか。
決めるのはお客さまですからね。
「美味しい!」と思ったお客さまは
「また、この味が飲みたい!」と思います。
毎回、同じベストの味でお出しするのが当然です。
もちろん、ご自宅で淹れる場合も、
このような事に注意するだけで、
いつも満足のいくコーヒータイムを楽しめますし、
自分の好みの味を作る事もできます。
好きな産地を一つ選び
2杯分を
100回
淹れてみてください。
変わりますよ!
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